第32回:RPA導入が進まず、ブルシットジョブが存在し続ける理由。
4〜5年前、「機械にできる作業は機械にやらせよう(RPAなど)」というブームが起きました。 私自身も、電通でRPAを導入し、その経緯やメリットを対外的に発表する機会もわんさかありました。 しかし。 ぜんぜん浸透しなかった…
4〜5年前、「機械にできる作業は機械にやらせよう(RPAなど)」というブームが起きました。 私自身も、電通でRPAを導入し、その経緯やメリットを対外的に発表する機会もわんさかありました。 しかし。 ぜんぜん浸透しなかった…
前回、日本では「独立した個」は無理で、小さな集団(タコツボ)に所属していないと、孤独に耐えかねて生きていけない、という話をしました。 この行動、考え方は日本人には染み付いています。今は「昭和97年」とよく言われますが、「…
「日本の企業は変わらなければ」の論調は、長いこと言われ続けています。「DX」による組織変革、もそのひとつ。しかし、それがなかなか進まない。なぜか? ということについて、このnoteでも何度か書いてきました。 今回から少し…
前回は、組織や個人に変化を促すのなら、現状を否定するのではなく、「なぜこうなったのか」の歴史と理由を知り、それをリスペクトすることが大切だ、とのお話をしました。 今回は、私が電通で実際に経験したことについて少しお話します…
1980年代に昭和ジャパンがDXの概念を提唱していたのにも関わらず、現時点でも日本でDXは進んでいません。 その歴史と理由について、引き続き考えていきます。 日本企業は「現場が底辺・経営が頂点」モデルとはまったく異なる。…