「経営者の鬼コーチ」のAB社が考えるビジネスシーンで絶対に必要な3大基礎は

・古典的な企業会計
・プロジェクトマネジメント
・データサイエンス

です。

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前回は古典的な企業会計のスキルが必要な理由についてお話しましたので、今回は「プロジェクトマネジメント」が“絶必”な理由について解説します。

目次

  1. 「アジャイル」の前に必要なこと。
  2. プロジェクトの本質は「期限」「成果」「予算」。
  3. プロジェクトマネジメントは、日本人が昔からやっていたこと。
  4. “飛び道具”の前にプロジェクトの本質を理解する。

「アジャイル」の前に必要なこと。

最近、プロジェクトマネジメントといえばPDCAを細かく回してトライ&エラーを繰り返す「アジャイル型」がもてはやされ、その対極としてひとつずつ確認しながら進める従来の「ウォーターフォール型」は時代遅れ、のように言われます。

アジャイル思考のプロジェクトマネジメントを身に着けよう!

そんな謳い文句の研修プログラムをよく見かけます。

しかし、そんな手法の前に、プロジェクトマネジメントをする上での大前提を理解しておくことが必要です。

それは、

プロジェクトの本質とはなにか?

ということです。

プロジェクトの本質は「期限」「成果」「予算」。

プロジェクトとは、

・終わり(期限)が決まっている。
・期限までに出すべき成果が決まっている。
・予算が決まっている。

この3つがプロジェクトの3大要件です。本質です。

「予算を越えそうだから、どうすれば収まるか考えて実行する」
「期限までに終わらせるスケジュールを立てたけど、そのとおりに進まないからどうリカバリーするか考えて実行する」
「期限までに成果があがってこないから、どうすれば成果を出せるか考えて実行する」

プロジェクトマネジメントとは、この3つの繰り返しです。

この3大要件を置いてきぼりにして、
組織横断で「とりあえずやってみる」ことがアジャイル型プロジェクトマネジメントの実践とされたりしていますが、

プロジェクトマネジメントとは
この3大要件を達成するためにどう動くか。

これに尽きるのです。

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プロジェクトマネジメントは、日本人が昔からやっていたこと。

「期限」
「成果」
「予算」

の3つを決めて動くことは、
「決められない」と言われている日本人には難しいことだと思いますか?

そんなことはありません。
実は得意中の得意です。

その昔、日本人は毎年秋にお米を収穫し、年貢を納め、残った米を使ってやりくりし、1年間の生活を回してきました。

毎年秋という「期限」に
前年の年貢を納めた後の「予算」内で
米の取れ高という「成果」を出す。

そんな稲作プロジェクトを毎年回してきたのです。

ただいま大流行中の「アジャイル型プロジェクトマネジメント」は、
この3大要件を達成するための方法のひとつです。

組織横断型プロジェクトで
トライ&エラーを繰り返せば
今まで縦に見ていたモノを横に見られるようになり、
プロジェクトの本質である3大要件をよりクリアに理解することができるようになります。

“飛び道具”の前にプロジェクトの本質を理解する。

繰り返しになりますが、プロジェクトマネジメントとは

「期限」
「成果」
「予算」

を達成するために動くことです。

アジャイル型など流行りの“飛び道具”的な思考を学ぶ前に
まずはこの3大要件こそがプロジェクトの本質である、
という精神を持つことが、プロジェクトマネジメントでもっと大切なことです。

次回は、「データサイエンス」について解説します!